ちゃんと休んでいるはずなのに、なぜか疲れが抜けない。
そんなとき、
「自分の休み方が悪いのかもしれない」と思ったことがありました。
もっと上手に休めば、早く回復できるのではないか。
正しい休み方を見つければ、しんどさが抜けるのではないか。
そう思って、いろいろ調べたり、試したりしていました。
でも実際に振り返ってみると、
あのときの自分は、休んでいるつもりで休めていなかったんだと思います。
僕が勘違いしていたのは、
- 何もしていない時間を作れば休める
- 効率よく休めば早く回復する
- 正しい休み方を探せば安心できる
ということでした。
でも実際には、その考え方自体が、
頭を休ませない原因になっていたのかもしれません。
この記事では、僕自身が休職中にハマっていた「休み方の勘違い」について整理します。
休んでいるつもりで、余白を埋めていた
当時の自分は、
パソコンやスマホを触る時間が増えていました。
何かしていないと落ち着かなくて、
気づけばずっと情報を見ている。
「休まなきゃ」と思いながら、
同時に「効率よく休むにはどうしたらいいんだろう」と考えてしまう。
もっと何かやらないといけないんじゃないか、
そんな気持ちもどこかにありました。
でも今思えば、それは全部“足し算”でした。
本当は余白が必要なのに、
その余白を埋める行動をしてしまっていた。
何もしていないように見えても、
頭の中ではずっと「次に何をすればいいか」を探し続けていました。
勘違い①:何もしていない=休んでいる
何もしていない時間があれば、
それで休めていると思っていました。
でも実際には、
頭の中ではずっと何かを考えている。
仕事のこと。将来のこと。お金のこと。
このままでいいのかという不安。
体は横になっていても、
頭の中だけはずっと動き続けていました。
だから、何もしていないのに疲れる。
休んでいるように見えても、
頭や気持ちが休まっていないことがあるのだと思います。
「何もしていないのに疲れる」という感覚については、こちらの記事でも整理しています。

勘違い②:効率よく休もうとしてしまう
「どうすれば早く回復できるか」
「効率的に休むにはどうすればいいか」
そんなふうに考えてしまうこともありました。
でも、それも結局は
“頭を使い続けている状態”でした。
休むことすら、
何かを達成するための手段にしてしまっていたのかもしれません。
早く元に戻るために休む。
会社に戻るために休む。
迷惑を取り戻すために休む。
そんなふうに考えるほど、
休んでいる時間にも力が入っていました。
気張って休む必要なんてないんだと思います。
勘違い③:答えを探し続けてしまう
不安があると、
どうにかして解決したくなります。
その結果、調べ続けたり、考え続けたりする。
「休職中は何をすればいいのか」
「回復するには何がいいのか」
「この過ごし方で合っているのか」
そんなことを、何度も検索していました。
でも、答えを急げば急ぐほど、
思考は止まらなくなっていきます。
調べている間は安心できるようで、
実際には新しい不安も増えていく。
結果的に、余計に疲れてしまうことも多かったです。
本当に必要だったのは「引き算」だった
今振り返ると、
あのとき必要だったのは“何かを足すこと”ではなく、
“減らすこと”でした。
スマホを見る時間を減らす。
考える時間を減らす。
無理に何かをしようとするのをやめる。
情報を減らす。
予定を減らす。
考えなければいけないことを減らす。
「ちゃんと休まなきゃ」と自分を急かす時間を減らす。
そうやって余白を残すことで、
ようやく頭と気持ちが少しずつ静かになっていきました。
もちろん、急に何も考えなくなることはできません。
でも、刺激を少し減らすだけでも、
頭の中のざわざわが少し小さくなることはありました。
僕にとっての休むことは、
何かを増やすことではなく、
少しずつ手放していくことだったのかもしれません。
少しずつ「休める感覚」が戻ってきた時間
自分の場合、
少しずつ楽になってきたきっかけは、
・森の中を散歩する
・好きな場所に出かける
・コーヒーを豆から挽いてゆっくり飲む
そんな時間でした。
特別なことではないけど、
あえて“何もしない時間”をつくる。
贅沢に時間を使うような感覚です。
「成果を出さなきゃ」という感覚がありませんでした。
誰かに見せるためでもない。
早く回復するために頑張るわけでもない。
そういう時間の中で、
少しずつ頭の中や気持ちが整理されていったような気がします。
まとめ:休み方を変えるより、減らすこと
回復が遅いときは、「どう休むか」を考えがちです。
でももしかすると、
考えすぎていること自体が疲れの原因かもしれません。
何かを足すよりも、少しだけ減らしてみる。
余白を残す。
それだけでも、回復の感覚は変わってくると思います。
今回紹介した内容に当てはまると感じた方は、
もしかすると「休み方」ではなく、
別の要因が影響しているかもしれません。
もし今、
「休んでいるのに回復しない」と感じているなら、
まずはこちらで状態を整理してみてください。

また、特に多いのが「スマホ」による影響です。
不安を解消しようとして見ているつもりが、
結果的に頭を休ませることができていないケースもあります。
休もうとしているのにスマホを見続けてしまう感覚が強い方は、こちらの記事が近いかもしれません。



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