回復期にやってはいけないこと5選|頑張れない時期に手放してよかった行動

早く回復したいと思って、いろいろ試してみる。
少しでも良くなろうとして行動する。

でも振り返ってみると、
あのときやっていたことの中には、
逆に自分をしんどくさせていたものもありました。

この記事では、僕自身の体験をもとに、
回復期に「やってはいけないこと」を整理しています。

ただ、ここでいう「やってはいけない」は、
絶対にダメという意味ではありません。

僕自身が振り返って、
「あのときは少し減らした方が楽だったかもしれない」
と感じた行動です。

もし当てはまるものがあっても、
自分を責める必要はありません。

今の自分を少し楽にするために、
何かを足すより、少し手放すものを見つける。

そんな感覚で読んでもらえたらと思います。

目次

① スマホで調べ続ける

当時の自分は、スマホでずっと調べ続けていました。

「不安」「うつ」「なぜ」など、
ネガティブなワードを入れて、答えを探し続ける。

少しでもヒントを見つけたいと思っていたけど、
実際には不安を増やしていることの方が多かったです。

気づけば頭は疲れて、
余計にしんどくなっていく。

どこかで「やめる」と決めることが必要でした。

代わりに、僕は検索する時間を少しずつ減らすようにしました。

不安になったらすぐに調べるのではなく、
一度スマホを置いて、今感じていることを紙に書き出してみる。

それだけでも、
頭の中でぐるぐるしていたものが少し外に出る感覚がありました。

休もうとしているのにスマホを見続けてしまう感覚が強い方は、こちらの記事でも詳しく整理しています。

② 人の目を気にしすぎる

休職しているとき、
周りからどう見られているかがすごく気になっていました。

自分はどう思われているんだろう。
迷惑をかけているんじゃないか。
復職したら、普通に接してもらえるんだろうか。

当時は会社の寮に住んでいたこともあって、
余計にその感覚が強かったです。

でも、休職と復職を経験して気づいたのは、
人は思っていたほど、自分のことをずっと気にしているわけではないということでした。

もちろん、復職直後は気になります。

「どう思われているんだろう」
「変に気を遣わせていないかな」
そんなことを考えてしまうこともありました。

でも、しばらくすると、
周りは少しずつ普通に接してくれるようになりました。

休職したことで、
人の態度が大きく変わったようには感じませんでした。

そしてもう一つ気づいたのは、
自分自身も、そこまで人のことを気にし続けていないということです。

誰かが休んだり、少し調子を崩したりしても、
その人のことをずっと悪く考え続けているわけではない。

そう考えると、
「人からどう思われるか」を必要以上に抱え込みすぎていたのかもしれません。

この気づきは、僕にとってかなり大きなものでした。

今では、
人からどう思われても、思っていたほど大したことではないのかもしれない。
そう感じることが増えました。

もちろん、完全に気にならなくなったわけではありません。

それでも、回復期の自分にとって一番大事だったのは、
周りからどう見えるかよりも、
今の自分をこれ以上しんどくしないことだったと思います。

③ 負の感情をなくそうとする

不安や憂鬱を感じると、
なんとかして消そうとしていました。

でも、感情は自然に湧いてくるものです。

意思でコントロールできるものではない。

嫌な感情だけを消すことはできないし、
逆に消そうとすればするほど、そこに意識が向いてしまう。

このことは、後から出会った人に教えてもらって、
すごく納得した部分でもあります。

代わりに、不安や憂鬱をなくそうとするのではなく、
「今、自分は不安なんだな」と気づくだけでよいということ。

不安を消すことよりも、
不安がある状態のまま目の前のこと一つ一つに手を付ける

その方が、僕には合っていました。

④ 一気に全部解決しようとする

早く元の状態に戻りたい。
この状況をなんとかしたい。

そう思うのは自然なことです。

でも、一気に全部を解決しようとすると、
どうしても無理が出てきます。

少し良くなった気がしては落ち込む、
そんな一喜一憂の繰り返しになっていました。

回復は、急ぐものではなくて、
少しずつ進んでいくものだったと思います。

代わりに、今日やることを1つだけにする。

散歩に行く。
洗濯物をたたむ。
ご飯を食べる。

それくらい小さなことで十分でした。

全部を解決しようとするより、
今日できることを1つだけにした方が、
少し楽に動けました。

⑤ 何もしていないことに罪悪感を持つ

何もしていない時間があると、
どこかで「これでいいのか」と思ってしまう。

でも今振り返ると、
その時間もちゃんと意味がありました。

むしろ、何もしていないように見える時間こそ、
回復に必要な時間だったのかもしれません。

代わりに、何もしていない時間も回復の一部だと考えるようにしました。

横になっているだけの日も、
外に出られない日も、
何も進んでいないわけではない。

そう思えるようになるまで時間はかかりましたが、
「何もしていない自分」を責めすぎないことは、
回復期には大切だったと思います。

まとめ:回復期は「やらないこと」が大切

回復しようとすると、
どうしても何かをしようとしてしまいます。

でも実際には、
「やらないこと」を決めることの方が大切でした。

・調べ続けない
・考えすぎない
・無理に感情を変えようとしない
・焦って一気に解決しようとしない
・何もしていない自分を責めすぎない

そうやって少しずつ手放していく中で、
気づいたら楽になっていく感覚がありました。

回復は、頑張ることで起きるものではなくて、
余白の中で起きていくものなのかもしれません。

ここまで読んで、
「良かれと思ってやっていたことが逆効果だった」と感じた方もいるかもしれません。

回復しようとするほど、
かえってしんどくなってしまうこともあります。

もし今、
「休んでいるのに回復しない」と感じているなら、
まずはこちらで状態を整理してみてください。

なお、しんどさが強い状態が続く場合や、日常生活に大きく影響している場合は、無理に一人で抱え込まず、主治医や専門機関に相談してください。

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