休職の回復期にやってよかったこと|僕が少しずつできるようになったこと

しんどいとき、
「何をすればいいのか」がわかりませんでした。

早く良くなりたい気持ちはあるのに、何をすればいいのかもわからないし、何かをする気力もない。

そんな状態でした。

ただ、今振り返ると、回復にはいくつかの段階があったように思います。

何もできない時期。
少しだけ動けるようになった時期。
少しずつ自分のことを考えられるようになった時期。

その段階ごとに、
やってよかったことも少しずつ違っていました。

この記事では、僕自身が回復していく中で、
「これはやってよかった」と感じたことを、段階ごとに振り返ってみます。

休職中に「毎日をどう過ごせばいいのか分からない」と感じている方は、
先にこちらの記事を読んでみてください。

目次

回復には“段階”があった

回復は、ある日突然元気になるものではありませんでした。

昨日より少しだけ動ける。
少しだけ人と話せる。
少しだけ外に出られる。

そんな小さな変化の積み重ねでした。

「回復期にやってよかったこと」といっても、
どの段階にいるかで必要なことは違っていた
ように思います。

僕の場合は、大きく分けると次の3つでした。

  • かなりしんどいときは、休むことを許す
  • 少し余裕が出てきたら、人に頼る
  • 整ってきたら、自分を見直す

順番に振り返ってみます。

① かなりしんどいときは「休むことを許す」

一番しんどかったとき、
まず必要だったのは「何かをすること」ではありませんでした。

「休んでいい」と自分に許可を出すこと。

これが思っている以上に難しかったです。

何もしていない自分を責めてしまうし、
早くどうにかしないといけないと思ってしまう。

でも実際には、
ここで無理に動こうとするほど、
余計にしんどくなっていました。

まずは、
「今は休むときなんだ」と認めること。

自分にOKを出してあげること。

ここがスタートでした。

② 少し余裕が出てきたら「人に頼る」

少しだけ動けるようになってきたとき、
やってよかったと思うのが「人に頼ること」です。

僕の場合、特に大きかったのは、自分と同じような経験をしている人の話を聞けたことでした。

「自分だけじゃない」と思えたこと。
実際に回復している人の話を聞けたこと。

それだけで、
安心感がまったく違いました。

ただ、誰にでも会えばよかったわけではありません。

そのときの僕にとってありがたかったのは、
無理に励まそうとする人よりも、
今の状態を否定せずに聞いてくれる人でした。

「そういう時期もあったよ」
「今は休む時期なんじゃないかな」

そんなふうに受け止めてもらえたことが、
とても大きかったです。

また、その人がどうやって乗り越えてきたのか、
どんな考え方をしているのかを知ることで、

自分のことを少し俯瞰で見られるようにもなりました。

カウンセラーや公共機関の力を借りるのも、
とても意味があると思います。

少しずつ人に頼れるようになってきた一方で、
一人で過ごす時間の整え方も大切だと感じるようになりました。

休職中だけでなく、復職後や日常の中で疲れをためすぎないために、
自分に合った休日の過ごし方を考えることも大切でした。

内向型の僕が実際に大事にしている休日の過ごし方は、
こちらの記事でまとめています。

③ 整ってきたら「自分を見直す」

さらに少しずつ整ってきたとき、
はじめて「自分のこと」を考える余裕が出てきました。

価値観は何か。
好きなことは何か。
得意なことは何か。

休職直後には、
そんなことを考える余裕はありませんでした。

でも、少し元気になって元の生活に戻れそうだという実感が沸いてくると、
これをきっかけにどんなふうに自分の生活を見直したらいいんだろうと、少しずつ考えるようになりました。

このときに大事だったのは、
いきなり「これからどう生きるか」を決めることではありませんでした。

まずは、自分が何を大切にしたいのかを、
少しずつ言葉で整理していくことでした。

僕はその中で、価値観を整理したり、自分の強みを見直したりしました。

それによって、すぐに何かが劇的に変わったわけではありません。

でも、
「自分はこういうことを大切にしたかったんだ」
「だから、あの働き方がしんどかったのかもしれない」

そんなふうに、少しずつ自分の輪郭が見えてきた感覚がありました。

この経験が、ただしんどかっただけで終わるのではなく、
今につながっていると思えるようになったのも、この段階だったと思います。

まとめ:無理に進もうとしなくていい

回復しようとすると、
どうしても「何かしなければ」と思ってしまいます。

でも実際には、
段階ごとに必要なことは違っていました。

動けないときは、無理に動かない。
少し動けるようになったら、人に頼る。
余裕が出てきたら、自分を見つめ直す。

その順番でよかったんだと思います。

僕の場合は、焦って何かを変えようとしなくても、振り返ると少しずつできることが増えていました。

そう思えるだけでも、少し楽になるかもしれません。

ここまで読んで、
「少しずつできることが増えてきた」と感じている方もいるかもしれません。

僕自身の回復を振り返ると、一気に進んだというより、
そのときの状態に合わせて少しずつ変わっていったように思います。

もし今、「まだ回復しきっていない」と感じている場合は、こちらで状態を整理してみてください。

そして、少し前を向けるようになってきたら、
次は自分の価値観を整理してみるのも一つの方法かもしれません。

僕は休職中に、自分にとって大切なものを順位付けしてみました。

当時は気づかなかったことも、3年後に見返してみると、回復したからこそ見えてきた変化がありました。

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