- 最近、「内向型」って言葉をよく聞くけど、もしかしたらそうかもしれない。
- でも実際どうなのかな?
- とりあえず診断テストを受けてみたい!
そんな方に向けて、本記事では内向型か外向型かをチェックできる30問の診断テストを紹介します。
私自身もテストを受ける前は何となく内向的だなと思いつつ、確信を持てませんでした。
ですが、テストを受けることではっきりと自分が内向型だと分かり、すっきり!
今では、内向型をもっと知って、強みとして活かしたいと思えるようになっています。
簡単に受けることができるので是非受けてみてくださいね
そもそも内向型と外向型って?
テストと言われても、そもそも「内向型」「外向型」って何?と思う方もいると思いますので、触れておきますね。
- 内向型は、自己の内部の思考や感情に意識が向く
- 外向型は、外部の人々や活動に意識が向く
という特徴があります。
「内向型と外向型の違い」については以下の記事も参考にしてください。
リンク…準備中
内向型・外向型 30問の診断テスト
それでは、次に診断テストを見てみましょう。
このテストは「内向型を強みにする」より引用しています。
設問には○×で答えること。全部答えたら、○の数を合計し、リストの後ろの診断結果で、自分が内向型か、外向型か、その中間かを確認しよう。
1.休息が必要なときは、グループで過ごすよりも、自分だけか、二、三人の親しい人と過ごすほうが好ましい。
2.プロジェクトに携わるときは、細切れでなく、まとまった長い期間を与えてもらうほうがいい。
3.話をする前に予行演習を行うことがよくあり、ときには自分用にメモをつくる。
4.概して、話すより聞くほうが好きだ。
5.人から、物静かだ、謎めいている、よそよそしい、冷静だと思われることがある。
6.祝い事は、大きなパーティーを開くより、ひとりの人か、数人の親しい友達だけでしたい。
7.通常、返事をしたり、話したりする前には、考えなくてはならない。
8.たいていの人が気づかないような細かなことに気づく。
9.ふたりの人が喧嘩をした直後には、緊迫した空気を感じる。
10.何かすると言ったら、ほとんどの場合、そのとおり実行する。
11.仕事に締め切りや緊急性があると、不安を感じる。
12.あまりに多くのことが同時進行していると、朦朧(もうろう)としてしまう。
13.何かに参加するかどうか決めるのは、しばらく見学してからにしたい。
14.長期的な人間関係を築くほうだ。
15.他人の邪魔をするのは好きでない。邪魔されるのも好きでない。
16.たくさんの情報を取りこんだときは、整理するのにしばらく時間がかかる。
17.刺激の多すぎる環境は好きでない。世間の人がなぜホラー映画を見にいったり、ジェットコースターに乗ったりするのか、さっぱりわからない。
18.匂い、味、食べ物、天候、騒音などに強い反応を示すことがある。
19.創造的で想像力に富んでいる。または、そのいずれかである。
20.たとえ楽しんだとしても、社交的な催しのあとは消耗してしまう。
21.人を紹介するより、紹介されるほうが好きだ。
22.人のなかや活動の場に長くいすぎると、不機嫌になることがある。
23.新しい環境には、しばしば居心地の悪さを感じる。
24.人に家に来てもらうのは好きだが、長居されるのは好きでない。
25.怖くて折り返しの電話をかけられないことがよくある。
26.人と会ったり、突然発言を求められたとき、頭が空っぽになることがある。
27.ゆっくりと、あるいは、とつとつとしゃべる。疲れているときや、考えながら話そうとしているときは、特にその傾向が強くなる。
28.ちょっとした知り合いは、友達とは考えない。
29.きちんとしたかたちになるまで、自分の作品やアイデアは他人に披露できないと感じる。
30.周囲の人に、自分で思っているより頭がいいと思われて、驚くことがある。
さあ、◯の数によって、自分がどこに当てはまるか、以下の診断を見てみよう。
●20〜30……完全な内向型。したがって、あなたにとっては、自分のエネルギーの流れを維持する手段と自分の脳の情報処理の方式を理解することが極めて重要だ。あなたは 、自らの考え 、印象 、希望 、価値観を通して世の中とかかわっている 。外部の環境に左右されてはいない 。本書は 、あなたが内部の情報を活かして自らの道を切り開く一助となるかもしれない 。
● 10〜19 ……中くらいに位置する 。ちょうど両利きの人のように 、あなたは内向的でも外向的でもある 。おそらく 、ひとりになりたいという気持ちと 、外出して人と交わりたいという気持ちの板挟みになることがあるだろう 。したがって 、自分が確実に元気づくのはどんなときなのかに留意することが 、とても大切である 。あなたは 、独自の考えや感情と他の人の基準の両方に基づいて判断を下す 。そのため広い視野が持てるが 、ときに物事の両面を見てしまい 、立ち往生する場合もある 。エネルギーとバランスを維持するため、自分の気質を評価できるようになることが大切だ。このことについては、さらに第2章で述べる。
● 0〜9……外向型寄り 。あなたは 、他者の価値観や現実に照らして 、判断を下す 。また 、現実の枠のなかで働いて 、変化をもたらす 。中年に近づき 、体力が衰えてくると 、人と会うのをちょっとやめて 、ひとりになりたいものの 、何をすればよいのかわからないという状態におちいり 、驚くことがあるかもしれない 。孤独が必要になったとき何をするのが自分にとって最良なのか 、思い出すすべを身につけるといいだろう 。そのためには 、あなたは内向型のスキルをもっと学び 、外向型のスキルとのバランスをとらなければならない 。
マーティ・O・レイニー著. 務台夏子訳. 内向型を強みにする. パンローリング株式会社, 2013, P33-36.
いくつチェックが入りましたか?
私は26問/30問だったので、典型的な内向型です。
例えば6番や20番。
会社で部署が変わると、自分のために歓迎会や送別会を開いてくれる場面があると思いますが、私はこれが苦手です。楽しんでくれているのだろうか、自分が何か気の利いたことを言わなくては…などと余計なことを考えて疲れてしまうんですよね。
祝ってくれる気持ちはもちろん嬉しいのですが、自分が主役になるよりも参加者として楽しんでいる方が気がラクですね
この診断テストを紹介した理由
ズバリ、以下の2点です。
- 認知度や信頼性が高い
- 時間を掛けずに手軽にできる
認知度や信頼性が高い
「内向型を強みにする」の著者は、内向型人間に関する研究の第一人者である心理学者、マーティ・O・レイニー氏。本書に掲載されているテストであり、認知度も高く、信頼性も十分です。
時間を掛けずに手軽に実施できる
テストを受ける目的は、内向型だと気づくきっかけ作りだと考えています。
気づくことで、はじめて内向型の自分を受け入れ、強みを知り、活かしていくというステップに進むことができます。
第一段階として、そうだんたんだ!と気づくことができれば問題ありません。ですので、手っ取り早くできるに越したことはないですよね。
色んなテストを受けましたが、これは1~2分あればできてしまう簡単なものなのでテストとしては最適ですね。
診断テストを受ける上で気をつけたいこと
診断テストを受ける上で気をつけたいことは以下の2点です。
- 内向型の結果が出ても自分を責めない
- 内向型であることに囚われない
内向型の結果が出ても自分を責めない
診断テストは自分のタイプ、特徴を知って活かしていくためのものです。
ですので、結果を見て落ち込むだけで終わってしまうのは、もったいないことです。
生まれつきのタイプなんだから、自分が悪い訳ではない。活かしていこうと考えることで気持ちがラクになりますね。
内向型であることに囚われない
自分は内向型だから外向型のように行動できないなどと、思い込み過ぎると行動や成長が止まってしまう原因になりかねません。
テストは自分を理解するための助けとなるものなので、結果に縛られて、自分はこういう人間だと考えすぎないようにしたいですね。
皆さんは是非、有効活用してくださいね
その他のオススメ診断テスト
上記の診断テストを紹介しましたが、他にもオススメの診断テストはないの?と思われる方もいるでしょう。
そこで、追加で2つのテストを紹介します。
複数の診断を受けることで、自分が内向型、外向型どちらなのか判断がつきやすくなりますね。
では、見ていきましょう!
16Personalities
スイスの心理学者カール・グスタフ・ユングの「性格類型論」をもとに作成されたもので、若い人を中心に話題となっているものです。
16種類の性格タイプの中から自分はどれに合致するか診断してくれます。
ちなみに、私は「提唱者」でした。所要時間は10分掛からないくらいでした。
このテストは、単に内向型、外向型かが分かるというものではありません。
図のように、「エネルギー、意識、気質、戦術、アイデンティティ」の5つの項目について、2種類のどちらの傾向が強いか割合で示してくれます。
例えば、気質であれば、思考型と感情型どちらよりかが分かります。
単に内向型か外向型かを知るだけではなく、もう少し詳しい情報が欲しいという方にオススメです!
イラストのイメージから判断する「性格診断」
イラストを見てどのようなイメージを持ったか4つの選択肢から1つを選ぶことでタイプを診断します。
所要時間は5分程度ですね。
私の診断結果は次のとおり。100%内向型でした(笑)
通常のテストであれば、どんな回答をすれば内向型になるか想像ができてしまう部分もあるかもしれません。
しかし、このテストはイラストなので、結果が全く想像できません。その辺りが面白いと感じました。
通常のアンケート形式のものとは、一味違ったテストを受けて見たい方にオススメです!
まとめ:内向型だと気づくことで可能性が広がる!
今回は、内向型・外向型の診断テストをご紹介しました!結果はいかがでしたか?
ポイントをまとめると、
- まずは自分が内向型だと気づくことが大事。
- 気づくことがスタートライン、そこから可能性が広がる。
- つまり気づくことで内向型の自分を受け入れ、強みを知り、活かしていくという次の段階に進むことができる。
- 診断テストはそのためのきっかけ作りとなるもの。
という感じでしょうか。
私は自分が内向型だと気づいたことでスッキリ。仕事も私生活もこれまでとは違ったやり方で生きることができるようになりました。
内向型だと気づくことが、自分らしい人生を送るための第一歩ですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事が少しでもお役に立てれば嬉しいです!
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