こんにちは。内向型人事のトドです!
仕事や人間関係のことでなんだか気疲れしている・・・
自分がもう少し外向的だったらなぁと考えたことはありませんか?
私も日々そう感じていましたが、この本を読んでラクな気持ちになりました
著者は、「内向型プロデューサー」として活躍されているカミノ ユウキ氏。
内向的な性格を活かすためのコーチングやオンライン講座、情報発信を中心に活動されています。
そんな著者が、本書ではご自身の体験談も交えながら内向型人間の長所を活かした生き方や働き方を解説しています。
この本を読んだ動機
私は自分が内向型だと自覚し始めて、関連書籍を色々と読んでいました。
それら内向型の書籍は、欧米人の著者が多いです。
なので一度、自分と同じような性質をもった日本人の著者の本を読んでみたかったからです。
この本がオススメの人!
- 自分が内向的だと感じていて、そのことにストレスや悩みを抱えている人
- 内向型人間の特徴や強みを知って、自分の生き方や働き方に活かしたい人
- 欧米人の著者の「内向型に関する本」を読んだことがあるけれど、日本人の解説書を読みたい人
内向型の「あるある」がたくさんあって、自分のための本だ!とスラスラ読めてしまいますよ
この本の構成
この本は、下記のように、分かりやすく構成されています。
- はじめに:内向型診断テスト
- 第一章:内向型の性格は直さなくていい
- 第二章:内向型を知る
- 第三章:内向型人間が働きやすくなる方法
- 第四章:人間関係をスムーズにする方法
- 第五章:内向型人間の強みを活かす方法
- 第六章:自分を知り、自分を受け入れるために
まず診断テストで、自分が内向型なのかを確かめます。
その後、第一章で「内向型の性格は直さなくていい」という話から始まります。
内向型について詳しく知らない方は、えっ、そうなの・・・?と気になりますよね。
その辺りは、著者自身のエピソードも交え、分かりやすく解説してくれます。
もう既に内向型の本をたくさん読まれている方もいるかもしれません。
そんな方は、自分の置かれている悩みにあわせて第三章や第四章から読んでみるのもいいですね。
リンク:内向型と外向型の違いを詳しく知りたい方はこちらの記事がオススメ
私が参考になったポイント
私が、特に参考になったと思うポイントをご紹介します。
タスクの切り替えを減らし、1つタスクに集中する!
「働きやすくなる方法」の一例で
内向型はタスクの切り替えをできるだけ減らし、1つのタスクに取り組む時間を長くするとよい
と紹介されていました。
外向型の人はタスクの切り替えを頻繁にやっています。
内向型はこれが合わないということです。
具体的には、外向型はA→B→C→A→B→Cと進めても良いのに対して、内向型はA→B→Cが良いとのこと。
内向型の私も前者が正解だと思ってやってしまっていましたね・・・
今では、集中したい重要なタスクは、途中で作業が中断する可能性の低い時間帯に行うようにしています。
電話で作業が中断してしまうのは仕方ないですが、上司不在で指示が少ない日に実施するなど工夫はできますね。
人間関係は1対1で攻める!
「人間関係をスムーズにする方法」もたくさん紹介されていたのですが、中でも内向型は興味のある分野のコミュニティに参加して、1対1の関係を築くのがよいと解説されていた点にはハッとさせられました。
私は、大人数で遊びに行くとその時は楽しいのですが、関係性が深くなった気がしないことがよくありました。
そもそも内向型は1対1で関係を築くのが得意だったのですね。
それからは、本当にこの人と仲良くなりたいと思った時は、カウンター席かつ1対1で飲みに行くようになりました。
大人数での集まりの後に、気になった1人をお茶に誘ってみるのもいいですね
移動時間は思考を深めるのに最適!
移動時間って、時間を持て余すのでついスマホをみたりしがちですよね。
でも内向型は、こういった空いた時間に工夫をすることで外向型に比べて、思考を深めることができると著者は言います。
内向型が移動時間をより有効に活用するためのポイントは下記のとおり。
- 多少時間が掛かっても乗り換えの少ないルートを選ぶとよい
- 時間を細切れにしないことで集中時間を増やせる
- 刺激が少ないまとまった時間は思考を深められる
ちなみに、実際に私も
朝の通勤時間は、1本早い乗換なしの電車でゆっくり行く
あらかじめ考えたいテーマを決めておき、週1日はスマホを見ずにぼーっとそのことだけを考えてみる
ことを実践しています!
まとめ:内向型の生き方のヒントが詰まった1冊!
内向型は、何となく自分の性格を分かっているつもりでも、実際にどう振る舞えば、私生活や仕事がうまくいくのか深く理解していないことが多いと思います。
それは周りに外向型が多いから「あの人を見習わなくちゃと行動する→結果うまくいかない→自分を責める」という流れに陥いるのだ感じました!
タイプによって最適な方法が違うんですよね。
そんな気づきを与えてくれただけでも、私にとっては良書と言って間違いないです。
内向型にとって、自分の特性を知り、どう向き合い、どう生かしていくかのヒントが詰まっているので、日々の生活で手詰まりになった時、間違いなく解決するための気づきを与えてくれるような教科書的な1冊と言えるでしょう。
手元に置いて、時々読み返しながら、書かれていることを実践していきたいです!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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